SkyrimSEの日本語化というのは、現状暫定的なものしかありません。
SkyrimSEはSkyrimと全DLCを購入した人には、特典として無料配布されているので、過半の人はSkyrim+全DLCを持っている(はず)。
そこで、Skyrim+全DLCから日本語データを抽出して、SkyrimSEに代用するという方法が、現状最も簡易で平易な方法です。
SkyrimはSEからはじめました!って方には以下の方法は全く不可能です。英語でお楽しみください。まあ、だいたいわかりますよ(たぶん)。
また、これは暫定的な日本語化なので、11月リリースされる公式日本語版の内容によっては、元に戻す必要があります。たぶん、Fallout4と同じように、わざわざ英語版を日本語化する必要はなくなるんじゃないかなあ、と期待を込めて、僕は思っています。
データを元に戻すということは、セーブデータが完全に再利用できるか否か、環境が同じ状況で遊べるかどうかはわかりません。そこのところ、自己責任でお願いします。
僕は、公式日本語版の様子を見るまで、SkyrimSEはダラダラ遊ぶだけにしておきます。
今回のSkyrimSE、やっぱりFallout4と同じく、Strings(言語フォーマット)が新しい拡張子ファイルに格納されていた。Skyrimの場合はStringsフォルダがDataフォルダ直下にありましたから。
・まず、SkyrimSEのDataフォルダに次のフォルダを作成します。
[Interface]と[Strings]です。
interfaceフォルダはコマンドなどの日本語化、Stringsフォルダはセリフやアイテム名の日本語化を司る、と考えたらわかり易い。
くれぐれも間違えないように。Skyrim無印の公式日本語版の、それぞれのファイルを抜き出すんであって、英語版から抜いても英語にしかなりませんから。
Stringsフォルダに入れるファイルは、以下の通りなんですが、方法から先に。
SkyrimWikiには日本語化方法が詳述されている。この、
「公式日本語版→公式英語版」を注目。
最近、この方法で日本語化する人が少ないことから、指定されているツールが無くなっている場合があります。
SkyrimのBSAファイルはOblivionと同種みたいだから、次のが無難かな。
BSA unpacker at Oblivion Nexus - mods and community
で、引っ張り出してきたファイルの一覧が、こんな感じ。
Skyrim本体、および全DLC、そして蓄積されたUpdateそれぞれの日本語Stringsファイルを、Englishにリネームしています。公式には日本語版がリリースされていないので、英語版として読み込ませるわけですな。先ほどのDataフォルダに、それぞれ対応するesmファイルがありますな。
これを、先ほど作ったStringsフォルダにコピペして、とりあえずStringsフォルダは完了。次。
・Interfaceフォルダ。
これも先ほどのBSAツールで、SkyrimのDataフォルダ直下、Interfaceから引っ張ってきたもの。
三つだけ。やり方がわかりにくければ、Wikiをもう一度熟読してください。
これを、先ほど作ったInterfaceフォルダにコピペ。
とりあえず、これで終了。
少し遊んでみたけれど、大分英語が残る感じではあるけれど、セリフやアイテム名はすべて日本語化されてた。まあ、十分遊べるかな。
問題は、思ったほど操作性は改善されていなかった。Fallout4に慣れてしまったので、これは少し痛いです。