SkyUIとMCMについて
※改稿しました。
MCMについて
The Mod Configuration Menu、つまりMod設定メニューのこと。
古くからModを利用しているユーザーにとって、Modの設定はiniファイルを調整することで行われていた。
例えば、サバイバル系Modの場合、予め空腹になる、のどが渇く目安が定められているが、ユーザーによってはもう少し早くお腹を空かせたい、もう少し睡眠をハードにしたい、などなど細かな調整をしたいものだ。
そこで、Modをインストールした際に導入されるiniファイルの所定の部分を書き換えることで、ゲーム上に反映することができた。
ところが、これがModを使う上での敷居を上げていたのも事実だ。iniファイルを調整すること自体、Mod作者の解説をくまなく読み進めなければ理解できないし、思ったようにいかないことが多い。まあ、それが面白い人もいるけれど。
SkyUIに導入されたMCMは、SkyUI上で各種Modの調整が出来るように組み込まれた追加要素であり、とにかくびっくりするほど便利なのだ。
Skyrim無印時代は、MCMが導入される過程を作者もユーザーも同時並行で体験できたのだが、SkyrimSE版では、長らくSkyUIやSKSE64が開発途上にあったこともあり、MCMが利用できない状況が続いた。
もちろん、今ではMCMは標準装備として利用できる。
SkyUIを正常に導入すれば、システムに「Mod設定」という項目が見える。
(SkyUI自体の日本語化を済ませている環境です)
クリックすると、
MCM画面が立ち上がる。
左の窓部分にModの名前が上る。導入しているModの中で、SkyUIのMCMと連動する機能があるものだけが、ここに出てくる。
なお、SkyUI、Modともにインストールしてしばらく時間を置かないと出てこないことが多いので、注意。
MCMの個々のMod設定メニューは、ユーザーが個々の日本語化をしないと英語か、もしくは$で始まる英語が羅列されているだけで、意味が分からない。英語が分かる人は、そもそもこんなブログを読まない。
そこで、MCM上の個々Mod設定メニューの日本語化を行う。
これが、日本語化する前のRNDのMCMメニュー。英語でしょ?
ちなみに、わたしはRNDのこのバージョンを利用している。
元々のRNDは作者が開発を終了し、オープンソース化した。これを継いで様々な作者が
RNDの後継を発表してきたが、結果として上のバージョンが安定しているように思う。
ここからは、RND特有の環境が原因で、複雑な方法を取ります。
というのも、RNDのMCM設定メニュー日本語化用ファイルは、一か所にしかアップされていないからなんです。
それは、Skyrim無印の、Mod紹介サイトなんですね。
Modといえば、このサイトですな。
このページの、
白く囲ったところに、MCM最新版の表記があるので、ダウンロード。
話は前後しますが、MCMの日本語化はマニュアルインストール一択です。
ダウンロードしたフォルダは、日本語化する際に見慣れた「Interface」フォルダ。
このフォルダ内に「translations」フォルダがあり、このフォルダがMCM翻訳用ファイルの格納先になる。場所は、
steamapps\common\Skyrim Special Edition\Data\Interface\translations
ダウンロードしたファイルは、必ずテキストファイルなので、それをこの「translations」フォルダに入れる。なければ作る。
このフォルダが、MCM日本語化ファイルの入れる場所です。
RNDのMCM日本語化ファイル名は「realisticneedsanddiseases_english.txt」なので、それを入れる。ちゃんと日本語化ファイルかな?と不安に思ったら、Textファイルなので開いてみたらいい。初心者でもわかります。
このように、入れておく。
なお、ゲーム本体を日本語化している人はEnglishを、日本語版の人はJapaneseを入れるように。てか、日本語版の人はそもそもSkyUI使えねーか。
日本語化できました!
こんな感じに、Dataフォルダの下、interfaceフォルダ内にtranslationsを用意して、MCM日本語化ファイルを探してきて放り込めば、MCMは日本語化できます。
ご参考までに。