日々ぴこぴこ

TESとかFalloutとか、思ったことを淡々と。

Satisfactory

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をやっています。

 

バックグラウンド的な話として、主人公はポッドで、未開拓の星に到着。どうやら衛星軌道上には無人か有人の衛星か宇宙船が滞在している。主人公はたった一人の開拓者として、鉄鉱石や銅鉱石から現代文明の基礎となる工業資材を開発していく。

もちろん、製造機などの無人工作機を設置することができるので、資材製造過程は全自動。限られた範囲の土地を有効活用して、必要な資材を製造していくわけです。

 

造った資材の一部は、シャトルで射出することで、さらに便利な機械作成を可能とする。たとえばより迅速に運べるコンベア、液体を輸送するパイプラインなどがアンロックされていく。

そうこうしているうち、最初に作った製造ラインが、何かを原因としてうまく稼働していないのに気付く。そこで製造ラインを止めて基本からやりなおす。そういう作業の繰り返しなので、基本的にはゴールはない。

こういう作業系ゲームって、リアルで何も考えなくていいので楽しい。

もちろん、SkyrimFalloutのような壮大なストーリーに埋没するのも、現実逃避にはなる。でも、何も考えず作業に没頭するのが、ゲームの原始的な在り方だったような気もする。要するに、臭いを芳香剤で消すか、臭いの元から断つかの違いのような。

 

最近はベゼスダのゲームはしていません。リアルが多忙すぎて、どうしてもストーリーに埋没できる気がしない、という理由だけじゃない。

かりにTES6が出ても、Skyrimを初めてやったときのような感動を味わえるとは思えない。それは、Fallout3のあと、4をやってもあまり感動しなかったようなもので、どんなにグラフィックが発展してリアルになっても、ゲームの根幹部分が問題なんだと思う。

Skyrimは、確かにすばらしいグラフィックだったけれど、それ以上に、中身が素晴らしかった。どういうプレイをしても、重厚なストーリーラインがある。まるで、どこを掘っても水が湧くように。ずっとメインとはかけ離れた探索をしていても、そこに違うTESの世界が広がっている。重厚かつ広範囲な、徹底した世界観が魅力的だった。

Fallout3には同じような要素を感じた。むしろ、寄り道してそういった世界観に触れるのが楽しかった。Fallout4にはそれがあまりなかった。アメリカ独立戦争に関わるトリビア的な建物はあっても、Falloutの世界観の奥行というか、深みに触れるものが少なかった。Fallout3にはそれがあった。

TES6が出たとして、果たしてSkyrimのような奥行、重厚感を感じられるのだろうか。ベゼスダの最新作であるスターフィールドは、結局見送ったけれど、それは「がっかりしたくなかった」からでもある。結局、評判はどちらかといえば「がっかりした」。だから、しなくてよかった。

 

今のところは、工場を造って壊して作り直して、っていうゲームライフのほうが自分にはあっているような気がしています。