日々ぴこぴこ

TESとかFalloutとか、思ったことを淡々と。

Skyrim 細かなバグ・不具合対応

暇を見つけてはSkyrim

ふつーにプレイしているし、記事にするほどの内容がない。

 

 

最近、遭遇した不具合を書いてみようかな。

〇配達人が行方不明になる。

 配達人はどこかで死ぬことがあるらしく、いつまでたっても手紙が届かないということも起こりうる。僕の場合、ソリチュードの狼の女王クエスト関連で、手紙が届かず、クエストが進まないという事態に陥った。

 そこで、配達人を復活させる必要が生じた。

 配達人などのNPCを復活させるには、RefIDというのを調べる必要がある。

 

www.nexusmods.com

 

日本語にも対応しているツール。

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Optionから言語が選べます。Fileタブから、データを読み出します。

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全部チェックして、OK。

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この配達人。

RefIDは「00039FB7」。

ゲーム上では、まずコンソール画面を読み出し、

 

prid 00039fb7

 

と入力。すると画面の真ん中に"00039fb7"が表示される。ターゲットされた、ということ。

次に、

 

moveto player

 

と入力してみる。生きていれば、コンソール画面を閉じたら目の前に配達人が現れる。死んでいたり、行方不明の場合は反応がないので、

 

enable

 

と入力したあと、復活のじゅもん、

 

resurrect

 

と入力する。最後にmoveto playerを入力すると、目の前に現れるという具合。

 

〇吸血鬼のオリジナルNPCの、顔だけ黒い

これはLE版でも話題になったバグ。

Dawnguard - Vampire Face Fix at Skyrim Nexus - mods and community

LE用バグフィックスを導入すると治ります。

 

こんなところかな。

久しぶりの英語音声プレイ

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ドーンガード編に入ってから、英語音声版でプレイしております。

なかなか新鮮。

英語音声で遊ぶと、発音が微妙に違うことを知るね。

アルドゥイン→オールドゥイン

金貨・コイン→セプティム

ドゥーマー→ドゥエマー

みたいな。

あと、イスランさんは日本語版声優さんより老けて恐ろしく低音、吸血鬼の王は日本語版よりはるかに嫌みっぽい言葉遣いとか。

暫くすると飽きて日本語版に戻すんだろうけど、英語は英語で新鮮で楽しいです。

セラーナさんは、日本語版のほうが面白いかなあ。

SkyUIとMCMについて

※改稿しました。

speakeir.hatenadiary.jp

 MCMについて

The Mod Configuration Menu、つまりMod設定メニューのこと。

古くからModを利用しているユーザーにとって、Modの設定はiniファイルを調整することで行われていた。

例えば、サバイバル系Modの場合、予め空腹になる、のどが渇く目安が定められているが、ユーザーによってはもう少し早くお腹を空かせたい、もう少し睡眠をハードにしたい、などなど細かな調整をしたいものだ。

そこで、Modをインストールした際に導入されるiniファイルの所定の部分を書き換えることで、ゲーム上に反映することができた。

ところが、これがModを使う上での敷居を上げていたのも事実だ。iniファイルを調整すること自体、Mod作者の解説をくまなく読み進めなければ理解できないし、思ったようにいかないことが多い。まあ、それが面白い人もいるけれど。

SkyUIに導入されたMCMは、SkyUI上で各種Modの調整が出来るように組み込まれた追加要素であり、とにかくびっくりするほど便利なのだ。

Skyrim無印時代は、MCMが導入される過程を作者もユーザーも同時並行で体験できたのだが、SkyrimSE版では、長らくSkyUIやSKSE64が開発途上にあったこともあり、MCMが利用できない状況が続いた。

もちろん、今ではMCMは標準装備として利用できる。 

 

 

SkyUIを正常に導入すれば、システムに「Mod設定」という項目が見える。

(SkyUI自体の日本語化を済ませている環境です)

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クリックすると、

 

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MCM画面が立ち上がる。

左の窓部分にModの名前が上る。導入しているModの中で、SkyUIのMCMと連動する機能があるものだけが、ここに出てくる。

なお、SkyUI、Modともにインストールしてしばらく時間を置かないと出てこないことが多いので、注意。

 

MCMの個々のMod設定メニューは、ユーザーが個々の日本語化をしないと英語か、もしくは$で始まる英語が羅列されているだけで、意味が分からない。英語が分かる人は、そもそもこんなブログを読まない。

 

そこで、MCM上の個々Mod設定メニューの日本語化を行う。

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これが、日本語化する前のRNDのMCMメニュー。英語でしょ?

 

 

www.nexusmods.com

ちなみに、わたしはRNDのこのバージョンを利用している。

元々のRNDは作者が開発を終了し、オープンソース化した。これを継いで様々な作者が
RNDの後継を発表してきたが、結果として上のバージョンが安定しているように思う。

 

 

ここからは、RND特有の環境が原因で、複雑な方法を取ります。

というのも、RNDのMCM設定メニュー日本語化用ファイルは、一か所にしかアップされていないからなんです。

それは、Skyrim無印の、Mod紹介サイトなんですね。

 

skyrim.2game.info

Modといえば、このサイトですな。

このページの、

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白く囲ったところに、MCM最新版の表記があるので、ダウンロード。

 

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話は前後しますが、MCMの日本語化はマニュアルインストール一択です。

ダウンロードしたフォルダは、日本語化する際に見慣れた「Interface」フォルダ。

このフォルダ内に「translations」フォルダがあり、このフォルダがMCM翻訳用ファイルの格納先になる。場所は、

 

steamapps\common\Skyrim Special Edition\Data\Interface\translations

 

ダウンロードしたファイルは、必ずテキストファイルなので、それをこの「translations」フォルダに入れる。なければ作る。

このフォルダが、MCM日本語化ファイルの入れる場所です。

 

RNDのMCM日本語化ファイル名は「realisticneedsanddiseases_english.txt」なので、それを入れる。ちゃんと日本語化ファイルかな?と不安に思ったら、Textファイルなので開いてみたらいい。初心者でもわかります。

 

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このように、入れておく。

なお、ゲーム本体を日本語化している人はEnglishを、日本語版の人はJapaneseを入れるように。てか、日本語版の人はそもそもSkyUI使えねーか。

 

 

 

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日本語化できました!

 

こんな感じに、Dataフォルダの下、interfaceフォルダ内にtranslationsを用意して、MCM日本語化ファイルを探してきて放り込めば、MCMは日本語化できます。

 

ご参考までに。

 

アルドゥインの壁とドラゴンの復活

もう知られているとおり、アルドゥインの壁というクエストが、ドラゴン復活のもう一つのキーになっている。

個人的に、いろいろなルートでスカイ・ヘブン聖堂に向かってみたけれど、個人的にはホワイトランからロリクステッドを経てカース・スパイヤーに至る経路がドラマチックだと思っている。

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ちょうど、ロリクステッドとマルカルスの分岐路あたりで、遠くにドラゴンが見える。

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ヴォルジョツナーク。

 

次に、ロリクステッドの近くの丘。

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ちょうど、アルドゥインが復活させているのが、

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ナハグリーヴ。

 

ともに、ある本に出てくる伝説上のドラゴン。

アルドゥインが自らを倒す方法を探しあてつつあるドヴァキンに対して、伝説的ドラゴンを復活させることで対抗しようとしている、なんていう脳内補完しながら、楽しめますな。

黒檀・Ebony

デイドラの鎧に次いで頑強なエボニー。

その和訳は黒檀。おもわず「こくだん」と呼ぶ人も多いと思うが、「コクタン」である。

コクタン - Wikipedia

 

エボニーをそのまま訳すと黒檀、つまり固くて黒い木になるが、木造の鎧というわけではない。

TES作中、唯一その性質に触れる著作物がある。

重装鎧の鍛造 : Skyrim Library

 

このSkyrim Libraryはすばらしいサイト。暇さえあれば読んでいた時期がある。

これによれば、冷たいまま叩くとヒビが生じて、粉々になるという。また、鉄とあわせて合金にはしない。エボニーはエボニーだけで鍛造する。

 

ところが、鎧にすると頑強になる。

つまり、素材の段階では強固ではないが、鍛造すると簡単には破砕されない性質をもつ、ということになる。

エボニー内には水分や酸素などの気体が含まれているのだろうか。鍛造することで純粋性を増し、強固になると解釈することもできる。

 

一説には黒曜石のようなもの、ともある。

黒曜石 - Wikipedia

しかし、黒曜石は強固ではない。むしろ、ガラス質でもろい。加工する上で鋭利になりやすい性質なので、古来から道具の原料として用いられてきたが、つまりはそういう性質だ。

TES内の特殊な鉱石であることは間違いないが、さて、どんなものなのだろう。

 

和訳の黒檀にしても、誤訳であるとしても、なんかカッコいい訳である。

ずいぶん前から愛用している武器は、すべて黒檀製である。

BSA Browser

BSA Browser (with .BA2 support) at Skyrim Special Edition Nexus - Mods and Community

 

以前から、BSAファイルというのはベセスダゲームを構成するファイルの1つであり、主要なものだ。

多くはMod配布の際、様々な細かいファイルを圧縮する上で用いられる。もともとのSkyrimLEでは細かく配布されていたStringsなどは、SEからBSAファイルとして配布されるようになった。

このため、日本語化する際にはBSAファイルを解凍し、適宜再構成する必要が生じた。今回紹介するBSA Browserなんかは、最新型のBSAファイルにも対応するツールだ。

 

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起動画面。Fileタブを押す。

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殆どの場合、このOpen Archiveコマンドしか使わない。Bsaファイルを改造したりしないかぎり。

 

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日本語化する際に必ず解凍するのが、Skyrim-Patch.bsaなので、これを解凍してみよう。ゲームフォルダのDataフォルダにある。

 

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左側のサイドウインドウ部に、ファイル構造がツリー式で表示される。左側のウインドウは全ファイルの一覧。

取り出すファイルはInterfaceフォルダのいくつかと、Stringsフォルダなので、左側画面でこれをクリックすれば、任意の場所にジャンプする。

ツリー表示は通常閉じているので、矢印のところを押せば展開します。

 

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任意のファイルで右クリックすると、コマンド画面が出てくる。

ExtractとExtract Foldersの違いは、ファイル1つを取り出すのと、取り出した際に属しているフォルダを作って取り出すかの違い。

例えば、

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このinterfaceフォルダは下のExtract Foldersで取り出したもの。上の画面でわかる通り、book.swfファイルはinterfaceフォルダに入っているので、interfaceフォルダに格納された状態で取り出されている。下は単なるExtract。どちらが便利かは、ユーザー次第です。

 

 

日本語化するに際して必要なツールなので、まずここから解説ページを作りました。

Skyrimなどで、英語や日本語のセリフを調べる方法

先ほどの記事でも調べたんだけど、ごく一部しか知らないと思うので、メモ的に。

 

使うツールは、

Voice File Reference Tool at Skyrim Nexus - mods and community

 

Unfuzer CPP Edition at Skyrim Nexus - mods and community

 

の二つ。

 

まず、「ジョルバスクル」の正しい発音を調べてみる。

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Voice File Reference Toolのフォルダを解凍すると、実行ファイルがあるので起動すると、

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起動する。

 

次に、単語を調べるには、下の「Filter」に単語を入れる。

ジョルバスクルは「Jorrvaskr」だから、そう入れると、

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たくさんヒットする。

試しに、2つめのファイルを調べてみよう。

c01_c01hellos_000246be_1.fuzというファイル。

 

次に使うツールが、Unfuzer CPP EditionとBSAファイルを分解するソフト。今回は使い慣れている

BSA Browser (with .BA2 support) at Skyrim Special Edition Nexus - Mods and Community

を使います。

BSA Browserを起動して、英語でも日本語でも、聞きたいほうの言語の音声ファイルから上記のファイルを取り出す。

今回はSkyrimLE版から取り出すので、「Skyrim - Voices.bsa」というファイルを、Dataフォルダから探して、コピーし、BSA Browserを起動。ファイルネームで検索して、Extractする。

 

抽出したファイルは、Unfuzer CPP Editionを解凍したときのフォルダに入れておく。その方が便利。

Unfuzer CPP Editionを起動する。

 

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Unfuzer CPP Editionというツールは、Skyrimの音声ファイルである.fuzを一般的な音声ファイルであるwavファイルに変換するもの。

実行ファイルと同じフォルダに放り込んでおくとめんどくさく無いが、そうじゃなければ、上の赤枠のところをクリックし、任意のフォルダを指定する。

その後、「unfuz」のボタンを押すと、画面のように.wavファイルに変換されている。

 

これをなにで実行するかはご自由に。

ちなみに、このファイルは同胞団のアイドル・アエラ様でした。