※改稿しました。
speakeir.hatenadiary.jp1.3.1バージョンでの使い方を改めてページを作成しました。
xTranslatorはModを日本語化するためのツールです。
ここではまず、ツールの使い方の前提知識について解説します。
知識なんてどうでもいいよ!という人は次の記事から読んでください。
ただ、たいていはそういう人はいろんなところでつまづきます。
頑張ってこの知識編をお読みくださったほうが賢明です。
<Modを日本語化する?>
Skyrimはオリジナル言語が英語である以上、Modなどのソフトウェアは原則として英語で配布されています。
もちろん、Modderによっては母国語を使ってModを作成している人も多いのですが、作成したModをNexusなどで公開する際には、英語をオリジナル言語として、母国語はオプションとして配布することが一般的です。
これは、ユーザー側の大半が英語を母国語としていること、ゲーム自体が英語をオリジナル言語としている以上、英語で配布するのが常識的であること、そして公開する以上はより多くのユーザーに楽しんでもらいたい、だからこそオリジナル言語である英語で配布するのが適切であるから、です。
Modはゲームファイルの後から読み込むことによって、直接ゲームプログラムに影響を与えることなく、ゲーム環境を変更する構造になっています。いちいちゲームプログラムを書き換えるなんてナンセンスなシステムはあり得ないですよね。
後から読み込むことによって、Modが影響するゲームのシステムが、Modのオリジナル言語である英語に戻ってしまうんです。
例えば鍛造システムに影響するModを導入すると、鍛造に関わるすべての単語が英語かされます。材料から鎧などの名前、鍛造器具などなど、すべてです。
こうなると、ゲームし辛いですよね。俺英語ペラペラだからかんけーねーし、っていう人はそもそも、こんな記事読まないですよね?
そこで、Modを日本語化する必要が生じるわけです。
<xTranslatorの初期設定>
マニュアルでダウンロードしたファイルを解凍する。実行ファイルを実行すると、
使用するゲームタイトルを選ぶ。SSEを選ぶ。
オリジナルでは、English>Frenchとあるように、英語からフランス語というのがデフォ。
Set Options and Languagesの画面、OptionsタブからInterfaceをJapaneseに。これは、ツールのインターフェース画面を日本語にするということ。
日本語になった。
次にオプションタブから言語と辞書を選択する。
翻訳元言語は英語。翻訳先言語をJapaneseに変更する。
Modderは様々な国の方がいるが、NexusModsをはじめとした主なMod配布サイトでは、英語が基本言語なので、翻訳元言語を英語から変更することはまずない。
ここがSkyrimオリジナル時のツールと大幅な変更点だね。
プレビューをみると、BSAとBA2ファイルから英語、日本語それぞれのデータを抽出でき、これを緑のラインで示している。つまり、データ抽出は成功した。
次に下の辞書を構築、をクリックする。
クリック後、暫くデータ変換が行われる。
最後に画面下、[english]->[japanese]となっていれば完了。
いつも通りデータを読み込めば、自動翻訳できるところは自動翻訳してくれる。
※公式英語版を日本語化した後で、本ツールを設定する場合
辞書作成に当たり、Dataフォルダ内のStringフォルダに英語と日本語用のファイルがないと、自動翻訳はできません。
公式英語版を日本語化する方法は現在、幾通りかありますが、もともとこの両Stringファイルを用意する方法の場合は、以下の対処方法は必要ありません。
しかし、公式日本語Stringファイルを、英語ファイルに偽装する方法をとっている場合、Stringファイルの日本語版が存在せず、辞書が構築できません。
この場合は、日本語Stringsファイルをそのまま、リネームせずにStringsフォルダに放り込んでください。
こんなかんじ。
もしくは、辞書構築や翻訳を行うためのStringフォルダを別途用意しておくのも手だな、と個人的には思うのですが、この方が説明がややこしくなると思うので。
実践編ページ編集しました。