Oblivion日本語化 その2 実践
まず、購入したパッケージ版のバージョンを確認しておこう。
左下に薄く書かれているのばバージョン。よっぽど古いのをつかまされない限り、現在は1.2.0416が最新版で、一般的に流通しているバージョンだ。Oblivionの最新バージョンになる。
Oblivion日本語化は、それこそ膨大な有志のチャリティによって成り立ってきた。いまだに改善が進められているが、その主要な場となるのが、
FrontPage - Oblivion 日本語化 Wiki 避難所
Oblivion日本語化Wikiだ。今後もたびたびお世話になる。
このフロントページの左バーに、必要なリンクが網羅されている。
まず、日本語化パッチを導入しよう。
・日本語化パッチの導入
パッケージ版のバージョンを確認したうえで、日本語化パッチページに飛ぶ。
パッケージ版は、基本的にv0.15cが対象となる。
僕がダウンロードしてみたところでわかったけれど、どうもメインはリンク切れみたいなので、ミラーからダウンロードする。
ダウンロードしたファイルは「TES4JaPatch015c.zip」のはずなので、解凍すると上記のようなフォルダが開く。
赤枠のファイル3つを、Oblivion実行ファイルにそのままコピーペーストする。
パッケージ版の実行ファイルは、
「C:\Program Files (x86)\Bethesda Softworks\Oblivion」
にたいてい導入されている。自分で変えない限り。
コピペしたら、「TES4_12416_JaPatch_015.EXE」というファイルを実行する。
このような小さなウインドウが出れば成功だ。
一度この時点でOblivionを立ち上げてみて、問題がなければ導入成功だ。
・日本語化Modの導入
日本語化パッチは、日本語化Mod導入のための下準備なので、日本語化するにはModを導入することになる。
日本語化Modは主に2つの系統がある。JPWikiModと、派生Modだ。
大きな違いは、名詞の取り扱いだろう。
たとえば、JPWikiModは多くの名詞を原典、つまり英語表記になっている。というか、TES世界の固有名詞は一切日本語化しないというべきだろう。
派生Modの代表格、しとしん版は、すべて日本語化する。
どういう問題が生じるかというと、Skyrimの公式日本語版に慣れた人にとって、しとしん版などの全日本語化Modの訳がなじまない、という点だろう。
これは、実際導入してみないとわかりにくいのだが、Skyrim公式日本語訳もなかなかの出来なので、案外しとしん版のほうがしっくりくるものも多いが、シリーズをプレイする上で訳の違いは、没入度に大きく影響するものなので。
一方、派生Modのいいところは、とても丁寧なインストーラーが初心者にはありがたい、ということだろう。しとしん版は大型Modを導入するたびに、何度も再導入する必要があるが、反面、BOSSやUOPの日本語訳版を導入してくれるという優位がある。
まずは、JPWikiModを導入してみるのが、個人的にはおすすめだ。
JPWiki版の日本語化は、3つのファイルを導入することになる。本編、つまりゲーム全体の日本語化、書物の日本語化、そしてDLCの日本語化だ。
導入の方法は、わざわざ画像付きで解説する必要がないくらい簡単だが、僕はもともと導入しているObMMで導入するため、OMOD版をダウンロードした。
こんな感じですね。