LOOT ロードオーダーツール
LOOT: The Load Order Optimisation Tool
TES4とTES5の途中まではBOSS(BOSS)が有名だったけど、TES5の途中からLOOTに移行した。
Modsは必ず、複数インストールすることで一つのデータを何度も上書きする。上書き順がむちゃくちゃになると、データが崩れる。パイパーさんとかキュリーさんを美化するにしても、それは元データを改造するのではなくて、上書きする感じ。TES5Editとか使うとわかり易い。
このModsの上書きという構造を理解していると、なぜロードオーダーが重要かわかってくる。一番最後に読み込むデータ次第で、パイパーさんの顔が宇宙人や美人に変わるわけだ。
このロードオーダーを極力、「適切」に変えるツールがこれだ。
まあ、とりあえずModsたくさん入れすぎてデータが崩れたら、一度やってみたらいい。
公式ページから。「DOWNLOAD LOOT」を押す。
ダウンロードサイト。最新バージョンは今のところ、0.9.2。ただし、LOOTというツールの構造上、本体のバージョンはあまり重要ではない。
画面を下にスクロールすると、
無難にインストーラーバージョンにしときましょう。
「suomi」とか韓国語とかあるのに、日本語はないのよね。もしかしたら日本人が参加してないのかな。Englishがわかり易いので、そのままで。もちろん、フィンランド語が良ければそれでもいい。
とんとんとーんとインストール。Finishを押すと、公式サイトに書かれている注意事項のページがブラウザで表示され、LOOTも起動する。
最初の起動時にだけ現れる説明書。
LOOTはダウンロードしてきたマスターリストに準じて、自動でロードオーダーを変える。でも、どうしても手動にしたいところがあれば、LOOT上で設定できますよ、という内容。
でも、多くの人はNMMとかMOとかでロードオーダーを決めたりするから、LOOTでしなきゃ、ってわけでもない。
あと、NMMもMOも優秀で、それぞれのModsが必要としているマスターファイルとかを表示してくれるので、Modsをマニュアルインストールしている人以外は、LOOTを使わなきゃ!というわけではないと思います。
OKをクリックする。
念のため、中央上のゲームソフトをFallout4にしといて、一度落とす。
僕はNMMを使っているので、こちらから起動する。
ツールバーの右端をクリックすると、「Launch LOOT」が出てくる。便利だね、昔は無かったことない?
LOOT右上、緑枠がいわばメニューアイコン。言語とかもSettingで変更できる。黄色の枠は見たまま、検索。ModsをPluginと表現するが、例えばSkyrimとかだと、僕でも120個くらいModsを入れてしまって、どこに有るかわからなくなる。探すのに便利。
赤い枠がマスターリストのアップデート。LOOTは起動のたびに、赤い枠を押してマスターリストをアップデートする必要がある。
マスターリストをアップデートすると、General Informationの下にマスターリストリビジョンと更新日が出てくる。その右にはそれぞれ、警告・エラー・総メッセージ数。警告は下の、黄色い帯のもので、「現時点ではまだソートしてませんよ」ということ。LOOT立ち上げただけでロードオーダーをソートしてくれるわけじゃない。
一番水枠は、導入しているMods総数。
LOOTはこの下のメッセージ欄に、エラーなどが出てくる。例えば、必須Modsが無いですよ、といった警告もここに出てくる。いやー便利な時代になったもんだ。
さて、すべて確認したら、右上、緑の枠のボタンを押す。これがModsソートのボタン。ただし、まだソートされるわけじゃない。マスターリストとユーザーのModsリストを照合する作業だけ。
照合中、照合中。
Fallout4のModsロードオーダーは、これまでのベゼスダゲームの中でもシビアではないようで、私はModsを導入するたびLOOTを起動しているけれど、ほとんどソートする必要がない。
もしソートの必要があれば、このように「APPLY」が出る。これを押して、初めてロードオーダーの「すくなくともLOOTにおける」正しいソートが完了する。