日々ぴこぴこ

TESとかFalloutとか、思ったことを淡々と。

生きています。

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大航海時代Onlineをやっています。

大分昔にやっていたのですが、なんとなく海に出たくなったので。

 

でも、半月くらいして今のところ、すこし飽きてきました。

またSkyrimに戻る日も近いかもしれない。

 

大きな違いは、没入度だと思う。

SkyrimOblivion、もちろんFalloutシリーズも、共通点は没入感が強いという点だと思うけれど、じゃあほかのゲームと何が違うのかというと、とんでもないところまで細部の設定を綿密に行っているかと思ったら、意外に適当な設定だったりする、その緩急が絶妙なんじゃないかと思う。

TESの世界では、シリーズごとにエイドラやデイドラの性格が少しずつ変わっていく。それは、地域での宗教観の違いという理解で納得できるけれど、単純にベセスダの都合だということは間違いない。

また、例えば「ドラゴンボーン」についての認識も大きく変わっている。たぶん、Oblivionの時点では未設定だった。だから、ドラゴンファイアを灯せる唯一の存在であるセプティム王統という設定と、アカトシュの恩恵を被ったドラゴンボーンとの違いが不明瞭なままだ。そもそも、タイバーセプティムの血統は実は、早くに絶えていて、その後ドラゴンファイアを灯してきたのはその妻の系統なのだから、そもそもセプティムの血統がドラゴンファイアを灯せるという設定も実は、すごく微妙なままなのだ。

毎回毎回、皇帝に即位するとドラゴンファイアを灯す部分だけの恩恵を被ってきた、という理解も不可解だろうし。

いずれにせよ、設定は細かく、実はおおざっぱだったり変わったりする。でも、その中に没頭できるのは、設定の細部を丁寧に整理したり、調整しているからだ。

 

一方で大航海時代Onlineはどうだろう。

ようやく日本に行けるようになって行ってみた大半の冒険者たちは、愕然とした。発見物やクエストの少なさ。設定の適当さ。ガバガバさ。一方で、南蛮貿易システムという、絶妙な点もあって、一部のユーザーには大好評になった。

でも、僕は冒険者プレイをしていたので、中国や日本の設定の適当さには嫌気がさした。日本という小さな列島には、無数の文化財が眠っている。そういうものを1つひとつ、発見することを期待していたのだが、ほとんど肩透かしにあった。

ちなみに、Skyrimは購入金額一回きりだが、大航海時代Onlineは毎月1500円以上かかる。それだけ投資しても、ガバガバな設定の世界が改善される見込みはない。

これでは、投資する側があきれ返って、ユーザーが減るのも致し方ないだろう。

 

GTA4をたまにやるけれど、このゲームも細部に至るまで、細かい設定が面白い。何気なく、リバティシティを散策したくなる。

海外のゲーム制作は、そうした「没入感」の材料を丁寧に用意してくれている。

 

もう少し、このゲームにもそういった海外ゲームの良さを学んでいただきたいものだ。