日々ぴこぴこ

TESとかFalloutとか、思ったことを淡々と。

ダンウィッチ・ボーラー

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ボストン北東にある、大きな鉱石工場。

いうまでもなく、ダンウィッチ・ボーラーはダンウィッチ・ホラーにかけている。

ダンウィッチ・ホラーというのは、クトゥルフ神話の1つ。クトゥルフ神話というのは、20世紀アメリカの怪奇・空想作家たちによって築き上げられたもので、既成宗教とは違い、すでに消え去ってしまった太古の神々が、異形の神として復活する、ていうような世界観。こうした世界観を元に築かれているストーリーという点が重要。

 

borerは穴あけ機。つまり、ダンウィッチ掘削機という感じ。

ダンウィッチについては、Fallout3で初めて登場する。ダンウィッチ・ビルですな。

 

fallout.wikia.com

Windows10になってから3がプレイできないんだけど、ものすごい演出効果がされたスポットで、結局何が何だかわからないところだったのは覚えている。

ダンウィッチというのは、クトゥルフ神話で築かれた架空の村なので、アメリカの人ならばネーミングだけで気づくようなものらしい。日本でいえば「四谷」みたいなもんかね。

 

ダンウィッチビルは

fallout.wikia.com

ダンウィッチ・ボーラーLLC(ダンウィッチ掘削機合同会社)によって運営される施設で、マサチューセッツの鉱石場はダンウィッチ社が戦前所有する拠点の1つだった。

 

エストラインとしては、掘削先を探索するたびにフラッシュバックする戦前の記憶、そして最奥部には池があり、その奥には人型の巨像と、祭壇があった、というもの。

 

ダンウィッチ社の上層部は、オカルトに熱中するあまり、会社としての目的を商業ではなく、復活する太古の神々の探索に向けていたのだろう。そして、神々を発見したとき、工夫たちは祭壇にささげられる人身御供となるはずが、核戦争によって総グール化してしまった、というのが全体像だと思う。