アルドゥインの壁
レマン・シロディールの軍はシロディール北辺で、アカヴィリの軍と対峙する。名だたる、ペイル峠の戦いだ。
ペイル峠の戦いの結果は、レマン・シロディールの勝利で終わるが、詳細は伝わっていない。ただ、レマンは極めて古いドラゴンボーンと言われていて、彼のドラゴンスレイヤーとしての能力を確認したアカヴィリの軍は、雪崩を打って降伏したというのが真相のようだ。
その後、レマン・シロディールの側近としてアカヴィリの軍、中でもブレイズがその淵源となっていることからも明らかなとおり、アカヴィリ軍はレマン朝の中枢として活躍することになる。
レマン朝に下った中でもドラゴンハンターであったブレイズの祖先たちは、グランドマスターの指揮下、王朝からの支援を受けつつ、スカイリムにアルドゥインの壁を建造する。これは、一度古代ノルドたちの活躍で封印された「破滅をもたらす者」アルドゥインの復活を予期したドラゴンハンターたちが、将来への布石として建造したものだ。
建造後、その多くはシロディールで皇帝の元に戻ったと思われるし、建造の事実は伝説として残ったが、詳しい場所などはわからなかった。
左から、歴史が語られる。アルドゥインをはじめとしたドラゴンたちが、エルフを主体としていたと思われる、竜教団を指揮して人々を抑圧していた時代だ。
下の方で、反抗しながらも焼かれる人々が見える。
メインクエストを進めることで、この地に堕ちるドラゴンと、三人の古代ノルド人がだれかは判明するが、彼らはシャウトでドラゴンを墜落させる。
壁の右半分は予言だ。
上にオブリビオンゲート。つまりTES4。Skyrimの予告編で語られたとおり、オブリビオンゲートが開かれることも、彼らの予言の範疇だったわけだ。
その下。スカイリムに同胞たちの内戦が起きる。そのさなか、アルドゥインに立ち向かうラスト・ドラゴンボーンと、ブレイズたち。
アルドゥインの壁はとても重要なメインクエストの要素なのだが、最初プレイしている限りではちんぷんかんぷんだ。でも、何度もクリアするうち、この壁の意義、SkyrimにおけるこれまでのTESストーリーの重厚性を感じてならない。