Daedric Princes
SkyrimにMythic Dawnを復興させようとする者、サイラス。
僕は、SkyrimをやってOblivionをやって、Skyrimに戻ってきたが、一度Oblivionをやると、この一連のクエストは感慨深いよねえ。
歴代TESに登場するメエルーンズのカミソリを復刻させるクエスト。結構愛用してしまう武器ですな。とくにSkyrimのダガーは強いから。
Daedraは日本語で「デイドラ」。これをPrinceとかLordとか表現することがある。
Lordというのは、海外ドラマでよく耳にする「My Lord」、わが主という意味で、いわば信仰しているデイドラを表現するとき、「My Lord」に代えて「Daedra Lord」と呼んでいるのだろう。「デイドラ卿」。
一方、Princeは王子と表現しがちだけど、本当は「公爵」や「大公」。公爵は「Duke」だけど、海外の爵位は領地の広さや格式で異なる。
その下の伯爵には、一定の領地の領主という意味合いがある。公爵になると、いくつかの伯領を従えている大規模領主、大公というのは一定のまとまりのある領地群を統括するが、王ではないクラス。これがプリンス。
そして、王というのは教皇などに任じられる領域の主。中世ヨーロッパでは、王よりも大公・公爵・伯爵の支配権が強く、王は彼ら諸侯の発言、損得勘定に迎合しがちだった。
デイドラ・プリンスというと、「デイドラ王子」と呼びたくなるが、どこかの王様の子供じゃないんだから。性格には「デイドラ大公」と呼ぶべきだろう。
深淵の暁と呼ばれる「Mythic Dawn」。Mythicは神話的な、という形容詞。深淵の暁という深い訳もいいけれど、その意図するところはデイドラ・プリンスにムンダスを返そうというアナーキーな運動だから、「神話への暁」とすべきかもしれませんな。
さあ、今日は夜勤ですぞー