日々ぴこぴこ

TESとかFalloutとか、思ったことを淡々と。

アベンタス・アレティノ 黒き聖餐

f:id:speakeir:20161108213954j:plainアベンタス・アレティノ。

このクエスト直前、ウインドヘルムの街角で、グリムバーとイデサ・サドリの会話が、いつ聞いても変だから原文当たってみる。

なお、グリムバーはホリーフロスト農園主・クルーエル・シー家の御曹司。イデサ・サドリは「サドリの古物商」の縁者で、クルーエル・シー家に雇われている。いわば、グリムバーの家政婦という位置づけ。

 

以下、ここからのコピペ。

elderscrolls.wikia.com

 

Grimvar: "Then it's true, what everyone is saying? That Aventus Aretino is doing the Black Sacrament? Trying to summon the Dark Brotherhood?"
Idesa: "Oh, Grimvar... always with the nonsense. No, no, of course not. Those are just tales..."

 

グリムバー:本当なの?誰もが言っていることは。アベンタス・アレティノが黒き聖餐をしたって?闇の一党を召喚しようとしたって?

イデサ:ああ、グリムバー。もう、いつもふざけてばかりで。ちがうちがう、もちろん違うわ。その話は…


Grimvar: "Fine. Then I'll invite him out to play. He lives right there. I'm going to knock on his door..."
Idesa: "No, child! Wait! That boy, that house - they're cursed."

 

グリムバー:そう。じゃあ、あの子を遊びに誘うよ。あの子はすぐそこに住んでるんだ。ドアを叩いて…

イデサ:だめ坊や!待って!あの子、あの家はー呪われているのよ。


Grimvar: "Ha! Then I'm right. I knew it. He's trying to have somebody killed!"
Idesa: "All right. I won't deny it, child. What you heard is true. But Aventus Aretino walks a dark path. His actions can lead only to ruin. Now, enough. We will speak no more of this. I am the only friend you need.

 

グリムバー:は!やっぱり本当だったんだ。僕は知ってるんだ。あの子はだれかを殺そうとしてるんだろ!

イデサ:いいわ、否定しないわ坊や。あなたの聞いたことは事実よ。でも、アベンタス・アレティノは闇の方に進んでいるのよ。彼のしていることは、破滅しか招かないことよ。もう十分でしょ。これ以上私たちは話すべきじゃないのよ。私は、君が必要とする唯一の友達よ(←?)。

 

上のWikiでも書いてるけど、アベンタス・アレティノって帝国名じゃね?ノルドなのに。

 

それはともかく。夜母がシロディールからスカイリムに運ばれている最中、また聞こえし者も不在の中で、Oblivionでは克明に描かれなかった黒き聖餐がここまで、リアルに表現されているのは、なかなか興味深いですな。

多くの住人たちが噂しているように、黒き聖餐をするとたちどころに噂となる。それは、心臓や骨など、いわば死者を復元しなければならない黒き聖餐が、否応なしに多くの衆目を集めるからだろうけれど、にしても、噂になりすぎだよね。あと、黒き聖餐の意味をみんな知っているというのも面白い。TESの世界では、黒き聖餐も、闇の一党の召喚も一般的な事柄で、改めて驚くほどではないということか。

そういえば、「火中に舞う」の結末でもデグマス・スコッティが闇の一党の暗躍に触れていたから、一般的なことなのかもしれない。

 

なお、この「失われた無垢」には原因不明のバグがあります。全部やり遂げた後、闇の一党から届く例の手紙が届かない。必然的に闇の一党に入れないというもの。

僕は二度くらいこのバグにやられた。でも、配達人がどこかで死んでるのかな、と思って復活させたところ、クエストを進行させることができた。その時配達人は、たしかホワイトランの近郊で死んでたみたい。