日々ぴこぴこ

TESとかFalloutとか、思ったことを淡々と。

ハイフロスガーの標章

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この標章を見る限りでは、もともとSkyrimをはじめとしたムンダス・タムリエルには竜族が君臨していて、アトモーラから「天空の子供たち」ノルドが登場することで、初めて竜族との闘いが始まるように描かれている。

しかし、ノルドがアトモーラからSkyrimに上陸して、真っ先に戦ったのはエルフ、中でもスノーエルフだったはず。彼らとの確執の結果、スノーエルフはドゥーマーと連盟してノルドと戦うも、敗れた。

この標章を見る限り、エルフ族の歴史は殆ど顧みられていない。

ということは、竜族とエルフ族は共存していたのか。ここがよくわからないし、たぶん曖昧にしている部分なんだろうなあ、と思う。

もしくは、竜教団の司祭であるドラゴン・プリーストや竜教団の信徒たちがエルフだったのかも。

 

シロディールには膨大なアイレイド族の遺跡があるけれど、ハイロックからモロウウィンドにかけては、エルフ族であるドゥーマーの遺跡が散在している。いずれにせよ、人間種の登場まで、タムリエルにはエルフ族が栄えていた。ノルドの一部が竜教団、および竜族に反旗を翻したことにより、竜族が(表面上は)滅んだのは事実だし、ということはそれまでの竜族とエルフ族が共存関係にあったことは間違いない。

ドラゴンを倒した人間種の「ドラゴン・ボーン」は、ドラゴンを倒しながら、同時にエルフ族も屈服させ、新しいタムリエルの覇者として君臨するに至ったと解釈するからば、ドラゴンハンターであるブレイズと、エルフ族の再興を掲げるサルモールが戦うというのは、いわば宿命だったのかもしれないねえ。