日々ぴこぴこ

TESとかFalloutとか、思ったことを淡々と。

OblivionからSkyrimへ

Oblivionをやろうと思ったのは、一番個人的に印象に残っているクエストをしようと思ったからだ。

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ブルーマ女伯Narina Carvainからの使者が突然、主人公のもとを訪れる。有名なアカヴィリ遺産収集家である女伯は、主人公に、これまで入手困難であったDraconian Madstoneを探してくるよう命じる。莫大な褒賞と引き換えに。

主人公は残された地図をもとに、ペイル峠を超えてペイル砦で、アカヴィリ司令官と面会する。司令官は亡霊となって、派遣されたアカヴィリの使者を待ち続けていた。主人公がこの伝令の指令書を渡すと、彼の亡霊は消えていった。

 

第一紀から第二紀への過渡期に起きたこの戦いで、スカイリム側からシロディールを攻めたアカヴィリは、ドラゴン・ボーンともいわれるレマンの声を聴いて跪き、許しを請うた。ここに、ブレイズが誕生し、彼らはドラゴンハンターでありながら、ドラゴンボーンを護る皇帝親衛隊として活躍するようになる。

 

シロディールの皇帝に仕えるブレイズは、ドラゴン・ハンターでありながら「ドラゴン・ガード」としても知られた。世界に破滅をもたらすアルドゥインの復活を予期し、その時のために「アルドゥインの壁」を建設したのも彼らだ。彼らは時として、皇帝との確執を生みながらも、スカイリムにアルドゥインの復活とその対処方法を遺した。

 

そしてはるか後世。シロディールの皇帝はドラゴン・ボーンの血を受け継がずとも、また、それによって王のアミュレットやドラゴン・ファイアという、デイドラ・ロードたちとニルンを隔てる障壁を築けなくても、力さえあれば得られる地位に成り下がる。もはや、ドラゴン・スレイヤーの片鱗すら見せない皇帝への忠誠を誓えないブレイズたちは散り散りとなり、シロディールはエルフと人間の血にまみれ、スカイリムには、少し気まぐれとも思えるアカトシュの祝福を受けた、「最後のドラゴン・ボーン」が生まれる。

 

なんか、TESってすべてのクエストが丁寧だよね。