日々ぴこぴこ

TESとかFalloutとか、思ったことを淡々と。

Automatron ヘーゲン砦周辺にて

前に、どこかで書いたけど、Auto-matronて、いわば「恰幅のいい自動家政婦」みたいな意味だよね?間違ってないよね?

たぶんだけど、Falloutの世界では、家政婦をロボット化することで、家事などをオートメーション化することを「理想の未来」にしているし、これはよくネットに流布されている、昔の「未来はこうなる!」みたいな画像そのまま。つまり、1970年代とかに想像されていた理想の世界が、現実化したのがFalloutの世界観なので、家事をロボットがしてくれる=「恰幅のいいロボット家政婦」みたいな世界観ができたんじゃないか。

一方で、Startrekではレプリケーターからなんでも食品が生成されるんだけど、これは物質的な野菜や肉を加工するんじゃなくて、いわば分子レベルで「再生成する」機械。こういう考え方は、ちょっと近代的で、オートマトロンとは違う時間軸の未来形に思える。

で、結局のところ、食品は物質的な生産と消費が好まれるのが、現実の21世紀となる。

 

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オートマトロンになってから、女性主人公さんの声のトーンとか、質とか、大きさが少し変わったような気がする。個人的には、本編より艶っぽいというか、大人っぽい感じ。どっちも大好物です。

 

ヘーゲン砦そばで遭遇するジェゼベル。彼女(女型です)から得た情報から、主人公はついにメカニストと対峙する。

fallout.wikia.com

ここに書いているとおり、厳密には「イゼベル」。ただし、発音は「ジェゼベル」。なぜ厳密にはイゼベルなのか。それは、ジェゼベル救出と同時に起動される、セントリーボットの名前が「アハブ」だからだ。

イゼベルとアハブは、古代イスラエル王国の夫婦。イゼベルは王妃で、アハブはその夫であり、王。イゼベルは王室にあって唯一異教徒信仰者であり、アハブ死後は権力を握ったが、他の王家によって追い落とされてしまう。

このようなルーツを考えると、発音的には「ジェゼベル」なのだが、「イゼベル」と訳してほしいところだ。

 

イゼベル - Wikipedia

このあたりがわかり易いね。

 

さて、レーダービーコンを都合3つ見つけ、エイダに取り付けることで、メカニストの拠点を発見することができるわけだが、最後のレーダービーコンは必ず、ジェゼベルに至る。

ということは、メカニストは無秩序に、ロボブレインを司令塔としたロボット部隊を連邦に放ったのではなく、そこにはある程度の秩序と組織が存在していたことを示す。

というのも、こういう推測ができるからだ。

レーダービーコンは、いわばメカニスト側が、連邦のどこに、派遣したロボット部隊がいるのかを把握するためのものである。レーダービーコンそのものは、船舶で実際に用いられる技術で、どこからか発せられたレーダーに対して、船舶などが自動的に反応、発射することで、相互の位置情報を確認する技術。

ただのレーダーではなく、ビーコンであることを注目すれば、ロボット部隊の位置情報や相互の展開情報を把握するための装置と考えて間違いないだろう。

スタンドアローンで制御不能な兵器などナンセンスだからな

と荒川さんが後藤さんに言った通り、兵器というのは起動したとたん、制御できないなんて馬鹿げてるから。

一つのレーダービーコンを得ると、その情報から母集団の中心となるロボブレインを探しあてる。そして、そのロボブレインを捕獲し、レーダービーコンを得ると、さらにその母集団のロボブレイン=ジェゼベルの位置情報を得ることができる。つまり、ジェゼベルに必ず至る経路は、ジェゼベルも自ら語る極秘情報からもわかる通り、ジェゼベルがメカニストに直結する、あるいはきわめて近い存在だからだ。

 

と思ったけど、どうなんだろう。