日々ぴこぴこ

TESとかFalloutとか、思ったことを淡々と。

ケロッグの夢

fallout.wikia.com主にこちらから。

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コンラッド”コニー”・ケロッグ。2179年、西海岸新カリフォルニア共和国(NCR)の、ザ・ハブで生まれる(ハブで、とはどこにも明記されていないが、次の記憶で妻がハブに住んでいれば、と述べている)。ハブについては、

fallout.wikia.comに詳しい。こちらのNotesに、

In Fallout 4, during Kellogg's memories, it is mentioned that the Hub held a referendum on ascension to the NCR, the vote count was 55% in favor of joining.

Fallout4では、ケロッグの記憶の中で、NCR加盟投票が、55パーセントの賛成で可決されたことを簡単に触れている、とある。

 

父はレイダーに加わっていたと思しき、アルコール中毒の暴力を振るう人物で、ことあるごとにコニーを虐待したが、それを守ってくれたのが母だった。

母は自分の身を守るため、リボルバー式銃をコニーに渡す。これが、ケロッグ終生愛用のハンドガンである。

 

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サンフランシスコ。妻サラとの間には、一人娘のメアリーが誕生する。

ハブ、そして母の「その後」から逃れるように、コニーはサンフランシスコにやってきた。

すでに彼は、凄腕の殺し屋として有名だった。バルデス(これが調べてもわからなかった)を撃ったのを知れ渡っていたため仕事には困らなかった。

Wikiによると、このとき新しく加入した「装備一式をくれる」組織はShiであるらしい。

fallout.wikia.com

 

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本人が留守の間、妻と娘は残虐に殺された。ケロッグはその仇討ちをしたのち、サンフランシスコから東に、逃れるように彷徨うことになる。

 

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東海岸周辺を彷徨う彼は、各地で「仕事」を請け負う。それは多くが殺人であり、ごく一部は痛い目に合わせるだけでよかった。

新しい町を訪れると、たいてい最初の仕事は無給だった。しかし評判が評判を呼び、「仕事」にあぶれることはなかった。

Shiで与えられていたと思しき装備はレザー。1人傭兵となってからはメタル装備になっている。

 

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そして、ついに「コモンウェルス」にたどり着く。

装備が全身メタルになっている。

インスティチュートの作戦を多く妨害してきた彼は、インスティチュートに呼び出され、暗殺されそうになる。しかし、コニーのほうがはるかに腕がたった。こうして、彼はインスティチュートに加わることになる。

彼がどの時点でサイボーグ化されたのかはわからない。しかし、この記憶の中で「このころの人造人間は質が低かったが、自分はそこそこマシだ」と述べているので、加入してまもなく、おそらく自らの意志で、サイボーグ化されたのだろう。

なお、インスティチュートのあるターミナルには、彼が改造されたことを明記する記述もある。

 

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Vault111でのミッションは、コニーにとっても記憶深いものだった。

通常は同伴しないインスティチュート技術者が伴い、血なまぐさいミッションを共同で行った。

赤ん坊を拉致するミッションにおいて、父(母)を殺すか否かの判断は、どうもコニーにゆだねられていたようだ。彼は、父(母)を殺しておいてよかったと思う。赤ん坊が殺され、父(母)が生き残るよりはるかにマシだと。

しかし、母(父)を残す判断はインスティチュート技術者が行った。コニーは最後まで、この判断は間違いだと考えていた。いずれ、彼女(彼)が自分を、インスティチュートを、殺しにくるだろうから。

 

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ダイヤモンドシティに、10歳くらいのショーンと住むのは、インスティチュート幹部の策略だった。

ここでケロッグのセリフに不可解な文がある。

「俺たちは、Vaultから友人をおびきよせる餌だということははっきりしてきた。このタイミングは偶然のはずがない。これは上層部のやり方じゃない」

原文では、「Seems obvious now that we were bait for our friend from the Vault. The timing couldn't have been an accident. That's not how the old man works.」

 

たぶん、Vaultから”友人”つまり主人公をおびき寄せるため、わざとダイヤモンドシティに住まわせた、これはインスティチュート上層部の策略だった。ただ、タイミングまで見計らったんじゃない。こういうタイミングは、上層部の策略らしくない、ということを言いたいのかな?

 

いずれにせよ、ケロッグショーンの痕跡は、インスティチュートによって付けられた、主人公へのメッセージ、あるいは主人公をおびき寄せる罠だったことがはっきりする。ところが、緊急ミッションが発生し、この罠は未完成となる。インスティチュートのバイオサイエンス部門の技術者が脱走したため、ケロッグの出番となったのだ。

 

つまり、ここまで主人公は、インスティチュート幹部の策略に乗ってきた。ところが、ここからは自力でインスティチュートを探索することになったわけだ。

 

Skyrimのときも、なんでアルドゥインが復活したのか、メインクエストを3回くらいやって初めて理解できた。僕は理解力が低いのか、1回目と2回目はどこか無我夢中で、クリアすることが目的だから。

なるほどねーということが多い3周目。