日々ぴこぴこ

TESとかFalloutとか、思ったことを淡々と。

ユニバーシティ・ポイント

主に自分のメモ用。

 

ユニバーシティ・ポイントの事件は、クエストとしてログに残らない、また複雑な登場人物の数々のため、よくわかりにくくなっている。そこで自分用に整理してみた。

2285年の主要人物

バート・ストリックランド市長

ジャクリーン・スペンサー

ジェラルド・スペンサー

 

市長のターミナルからホロテープが出てくるので、これを聞けば事件の発端はあらましわかる。ジャクリーン・スペンサーはジャンク漁りが大好きで、家兼お店のセジウィック・ホールに住んでいた。ちなみにセジウィック家というのは、マサチューセッツでも有名な旧家らしい。

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ジェラルド・スペンサーの店とおそらく、彼の遺体。

このセジウィック・ホールにジャクリーンの痕跡も残っていて、彼女はホールの水没した区画を探索し、ターミナルやハードディスクを探索するのが大好きだった。そして、亡き母を思い出しては無きくれる父を疎んでいた。

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ある日発見したハードディスクに、かつての大学教授による「原子炉の作業効率」に関する研究データを発見する。そして、彼女はうかつにもキャラバンにそれを伝えてしまった。インスティチュートはここから、彼女の発見した研究知識を回収するため、「あの男」を派遣することになる。

 

2285年8月12日、ストリックランド市長は特別議会を招集する。

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これは市長のホロテープでも、生々しく残っているのだが、インスティチュートはジャクリーン・スペンサーの得た知識の回収を強く要望、これに町全体が騒然となり、父・ジェラルド・スペンサーと、比較的強硬派だったピート・オーウェンズが喧嘩となる。

市長とジェラルドは親密だったこともあり、ジャクリーンを家から出さないように命じる。ジェラルドは二度とゴミ漁りをするなと伝える。

ジャクリーンはそれ以前、ターミナルやネットワークを復旧するほど、技術に長けた女性だったようで、マスベイ大学のもともとのネットワークを復旧し、住民間でメールのやり取りも活発だった。

皮肉にもこれが災いし、ジャクリーンのターミナルには市民から、悪口雑言の数々が送り込まれる。

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ジャクリーンはインスティチュートが探していたデータを得ていたわけではなく、インスティチュートをなだめるためには、まだ見つけていないデータを得る必要があると考え、ホール内の再探索を行う。結果、その場所を突き止めるのだが、インスティチュートの人造人間はすでに市を襲撃しており、彼女も殺されてしまう。

 

そのデータは最終戦争前のことなのだが、その前に市民について整理しておこう。

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お酒屋さんに「シルビアのホロテープ」というものがある。だから、ここにはシルビアという人物が住んでいた。ジェラルドのターミナルに、シルビア・クーパーという人物からのメールがあり、そこにはジャクリーンを「孫娘のように」とあるので、初老の女性であることがわかる。また、ホロテープにはペリーという人物からシルビアへの話という形をとっている。ペリー・オーウェンズという人物のことで、市長のターミナルにる「ピート・オーウェンズ」は誤植だろう。ジェラルドは市長に対して、ペリーなんて危険な人物に~と言っているのがヒントになる。

おそらく、酒屋さんの隣、武器屋を営んでいたのがペリー・オーウェンズだろう。

さらに隣には防具屋がある。ここには子供用品が散らかっている。

市長とジェラルドにメールを送っている、ちょっと小うるさい感じの女性、マーシャ・コールはメール内で「子供がいる」と書いている。マーシャ・コールの夫はコーディ・コール。

それ以外の登場人物は、入口付近の警備か、中央の作物を育てる農夫だろう。詳しく確認する手立てはメールから残されていない。

 

最終戦争前の技術とは何か。

スチュアート・キャンベル教授

アラン・パターソン学生部長

この二人の、喧噪にみちたメールのやり取りでわかる。

キャンベル教授は軍のローズモント大佐との共同研究に打ち込んでいた。

学生信用組合という、いわば学内銀行の地下で。

キャンベル教授には

リヴェラ軍曹

レスリー・マシューズ

カーティス・マーシュ

の三名の軍・大学協力者がいて、新しいレーザー武器の研究開発を急いでいた。そのデータが、学内銀行地下に眠っていた。ジャクリーンは、その断片を発見しただけで、技術に関するすべての資料は、地下に眠ったままだった。

111が200年を経過して、初めてそれを発見するわけだ。

インスティチュートの「あの男」たちは、何も得ることなく、ただ人々を惨殺して去っていった。