日々ぴこぴこ

TESとかFalloutとか、思ったことを淡々と。

Far Harbor:Cranberry Island

クランベリー島。

 

f:id:speakeir:20170905231425j:plain

 

 

クランベリーマサチューセッツ州の特産品。

NHKの「0655」という番組で「クランベリーの赤い実」という歌があるけれど、撮影地はマサチューセッツ。ただし、こちらはどちらかと言えばクインシーからさらに南にいった、プリマス地方なので、ファーハーバーとは真逆の方向だが。

 

上の歌なんか一度聞いてもらったらわかり易いけれど、その農法はダイナミック。身をつけたクランベリーの木ごと、水につけてしまい、浮いてきた実を大型の農機具で水中を撹拌しながら収穫する。

収穫したクランベリーはそのままでは食に適さない。ジャムなどにして、甘く仕上げて食する。

 

さて。

fallout.wikia.com

どうみてもクランベリー島なのだが、ゲームでは「カンタベリー島」。恒例の誤訳ですな。どう読んだらカンタベリーなんだよ。

 

ここには、

fallout.wikia.com

エリザという少女の日誌を探すことになる111。すべてを探したところで発見するのは…、少し悲しい結論。

エリザは最終戦争勃発時、バーハーバーに行っていたので、行方不明となる。

 

1つの島を丸ごと巻き込む、クエストラインに残らないイベント。結論には少々拍子抜けするけれど、マサチューセッツといえばクランベリーだよね、という後付け的な要素なのか。

元ネタはないようです。

ダイヤモンドシティ・ラジオ Anything Goes

最近、レディ・ガガトニー・ベネットのデュエットで、Falloutファンは驚き、感動しただろう名曲。

 

なんでもあり、的な歌だ。

 

fallout.wikia.com

ダイヤモンドシティ・ラジオでは「コール・ポーター」という名前が出てくるので、てっきり歌手と思う人も多いのではないか。

コール・ポーターは作家で、ミュージカルを多く作った人だ。つまり、歌手じゃない。

彼は同名のミュージカルを1934年、まだ世界が世界恐慌から立ち直れない時期に、1つの船を舞台にした、いわばドタバタコメディを作った。これが、今でも演じ続けられている名作となった。

Anything Goesはミュージカルのために作られたもので、そのたびに様々な演者によってうたわれてきた。

 

Fallout3で採用され、4も継続して採用された曲だが、誰がうたっているのかというと、Wikiにある通りVince Giordanoという人だ。見てみればわかるけど、とてもおしゃれなジャズ歌手兼奏者って感じの人だ。

 

3ほど「なんでもあり」なゲームじゃなくなったけど、この曲がかかると懐かしさを感じる。最新作のレディー・ガガの曲も必聴だ。

エドワード・ウインター

fallout.wikia.com

エドワード・L・”エディ”ウインター。

戦前、ボストンを中心とした大犯罪組織の黒幕で、ニック・バレンタインの仇敵。

 

ニック・バレンタイン(人間のほう)はシカゴにいたが、ウインターを追い詰めるための作戦”オペレーション・ウインター・エンド”のマネージャーとしてボストンに戻ってきていた。

オペレーションを組織しているBADTFLでは、ウインターがニックの恋人・Jennifer Landsを調査していることを知っていたが、保護証人プログラムの適用は見送った。オペレーションが停滞したり、失敗することを恐れてのことだった。

結果として、彼女はウインターによって殺され、ニックは心に深い傷を負う。

 

ウインターは捜査当局に追及されるが、最終的には司法取引で保釈される。犯罪組織を売ることで、身の保身を図ったわけだ。

彼は最終的に、自らグールとなることで、2288年の地下奥深くに生きているという。

一方、ニックはPTSD治療のためと称して、CITで脳のスキャンを受ける。この時のデータが、CITを経由してインスティチュートに伝えられることになる。

 

この元ネタは、現在も残党が残っているといわれている実在のマサチューセッツのギャング組織、ウインターヒル・ギャング。

 

ジェームズ・ジョセフ・バルジャー - Wikipedia

 

ギャングの首領・バルジャーも自らの縄張りを護るため、FBIに様々な情報を売り続けていた。当局と犯罪組織の司法取引は現実の世界にもあるんですな。

 

最初期型人造人間の、DiMAとともに生産された片方は、ニックの記憶、感覚をインストールされて、まるで戦前のニックが生き返ったかのようにふるまうことになる。

 

DiMAと初めて遭遇した時、「君が人造人間ではないという証明も、人間ではないという証明もできない」的なことを言われたとき、声優さんの語り方も相まって、ずいぶん哲学的なことをゲームでいうなあ、と感心した。

思うに、Fallout4の人造人間というテーマは、ひょっとしたらこの空間、この世界、この体すべてが空想の産物なのではないか、実在とは何か、実在している証明はだれができるのかというところまで行きつく、とても怖いテーマにもつながりそうな気がする。DiMAは、すべてに疑問を投げかけるべきだという発言を繰り返すが、これはとても怖いことだ。

 

主人公111の戦前からの記憶だって、実は人造人間にインストールされた古い古い、過去の記憶なのかもしれないし、Vault111はすべての入植者の脳をスキャンしてデータ化し、それを他の人造人間に移植しているのかもしれない。そうならば、主人公は実は人造人間なのだ、と言われても反論できない。

 

ファーハーバーはそんな怖いことを思わせてくれる、奥深いDLCだと思う。

 

本日から夜勤です。寝ますおやすみなさzzzzz.......

Far Harbor:ハドック・コーブとマイアラーク

f:id:speakeir:20170828130651j:plain

ハドックコーブ(日本語に違約すると雑魚場みたいなかんじ?)には拠点が構築されている。ホロテープを聞く限り、周辺の廃墟から剥がしてきた建材で作ったものらしい。

 

ホロテープの登場人物は4人。ホロテープ上では「ハスキー一家」となっている。

ブレイ(バーレイじゃない?)・ハスキー ホロテープを主に収録している人物。一家の長らしい。

ルーク クールな副官みたいなポジション。

ローワン・ブラウン あんまり出てこない

 

名前のネタ元は、

fallout.wikia.com

ここにある通り、アメリカのプロレス団体WWEのワイアット・ファミリーから来ているそうだ。キャラクターも元ネタ通りなんだろうけれど、僕は詳しくないので知らない。

ハドック・コーブ自体の元ネタはなんだろうといろいろ調べてみたけれど、分からない。そもそも、ハスキー一家はいつ頃の人々なんだろう。大戦直後なんだろうか。

というのも、ハスキー一家のマイアラークに対する知識が薄弱すぎるのだ。こんな海浜地域に、防壁もない拠点を築けば、マイアラークに襲撃されるのはだれでもわかるだろう、というくらい知識が足りない。

 

大戦直後だとすれば、200年くらいマイアラークはここを拠点にしていたことになる(ハスキー一家を食ってから)。マイアラークって、そんなに拠点を構築したがるものだろうか。あと、本作特徴の、マイアラークの卵がほとんど見られないことからも、あまり長く居住しているようには思えない。

 

fallout.wikia.com

マイアラークはFallout3から登場した、甲殻類を中心としたクリーチャーで、本作ではクイーンが登場する。レベルが上がると大したことのない敵だが、冒頭ではなかなかの強敵。甲羅を撃っても固い固い。

Wikiには種類が事細かに書かれている。

ハドック・コーブがずいぶん昔に襲撃されたのなら、クイーン・マイアラークが居てもおかしくないだろう。また、近隣にはチルドレン・オブ・アトムの痕跡があって、彼らの存在から考えるとやはり、直近の事件のように思える。

僕がここに驚いたのは、マイアラークが人間を食うという点だ。人間を襲撃するのはわかっていたが、まさか食うとは。

Fallout4でのマイアラークは料理するととても美味しい(料理的にではなく、体力回復的に)。そりゃそうだ、エビやカニだもの。人間の好物だわな。

ところが、人間を食っている生物だとすると、嫌悪感しか残らない。

 

まあ、そんなことを言っている場合じゃない環境なんだけれど。

Farharbor

閉鎖予定にあるっつっても、ゲームはしとります。

いろいろ、コメントなどありがとうございます。

痛み入ります。

 

しばらくお休みがもらえないので、閉鎖などについては暫く考えます。

今日明日閉鎖するわけじゃないので、お好きにコピーなり念写なりしてください。

 

ファー・ハーバーをやり直してる。

このDLCにはいろいろな面白い要素が詰まっているような気がしてならない。

 

この島には、三つの勢力がある。

ハーバーマン

もともと島に住んでいた人々。基本的には「群」にちかくて、それぞれの考え方、価値観が錯綜としている。

あるハーバーマンは本土から島に移り住んできてから、三代かかってようやくパンの耳を売ってもらえるようになった、というほどの閉鎖的な土地柄。

ハーバーマンたちによれば、本土人はよく来るけれど、殺人や強盗を起こすので面倒でしかないそうだ。

 

アカディア

インスティチュートから逃れてきた人造人間。

現在のカナダからアメリカ北部一帯もアカディアという地域があるが、これはギリシア語の理想郷からきた英語で、その名の通り、人造人間の理想郷。DiMAが指揮している。

 

チルドレン・オブ・アトム

DiMAいわく「変なものを信仰している」集団。

 

あと、本土でのレイダーに相当するのが、トラッパー。

Trapper – Wikipedia

 

Wikiにあるとおり、猟師です。漁師じゃないです。猟師です。

なんとなく、着ているものも似ているような?

 

 

ブログ閉鎖のご挨拶。

speakeir.hatenadiary.jp

この「 名無し 」氏のコメントを仕事中に読んだときの、第一声。

「しらんがな」

 

「このタイトルおかしいんじゃないですか?」

→俺のブログや。お前のブログでやれ。

 

「このぐらいには書いて欲しい。」

→どや顔で書いとるんやろなw。

 

僕がこのブログを始めた原因は、Mod紹介サイトなどでの不毛な議論が原因だった。

Skyrim、もっとさかのぼればOblivionの日本語化は、本当にめんどくさくて大変だった。僕はSkyrimからスタートしたけれど、いろんなサイトを巡回して、1つずつミスを繰り返し、ようやく日本語化できた気がする。Modも、本体もね。

Fallout4のころから、「原住民」対「新規民」みたいな構図ができてきた。

新規民:「どうやってやるんですか」

原住民:「ググレカス

みたいな流れが、頻繁に起きていた。

これは、両方悪い気がする。

なんも調べずに聞く方も聞く方。一切教えずにググレカス連打する方もする方。

そんな不毛な対立するより、ゲームしようぜ!そういう気持ちになる。

不毛な議論をする時間で、たぶんFallout4でダンジョン1つ、Skyrimなら1つの街の細かいクエスト全部踏破できんじゃない?

だから、調べて分からないなら聞く、聞かれたらヒントくらい教える。そんな気持ちの余裕が欲しいよね。ゲームだもの。議論するためにゲーム買ったんじゃないでしょ。お互い。

 

「じゃあ、おじさん頑張って、画像付きで紹介しちゃおうかな」

みたいなノリでブログを書いてきた。

 

ただ、最初のころから頻繁に書いているスタンスがある。

思ったことを、てきとーに書く。ブログタイトルにもあるでしょ。

「思ったことを淡々と」

だから、このブログに正確性や公平性、公共性は全くないし、全く考えずに適当に書いてきた。

どっちかというと、本家Wikiを翻訳して、ゲームの設定とかを根掘り葉掘りするほうが楽しいし、真剣に書いてきたように思う。

 

ただ、最近落ちているけれど、アクセス数が伸びてしまって、昔のようなノリで書けなくなってきたのも事実だ。

適当なことが書けない。読む人が多いと、適当なこと書いて誤解されたらめんどくさいな、だったらTwitterしようかな、という流れだ。

 

この「名無し」さんは、このブログに正確さ、簡単に言えば「正しさ」を求めてるんだろうけど、その正しさは、インスティチュート風だよね。君には君の正しさがあるけれど、僕には僕の正しさがある。そもそも、このブログに正しさなんてない。僕が書きたいことを書く、それがブログであって、君が求めているのはWikiとか攻略サイトとか、アフェリとか稼ぐサイトだ。

 

アクセス数を妻に見せると、

「これでお金が入ってきたら仕事辞められるのにねえ」

なんてのんきに言っているくらい、アクセス数はそこそこある。たぶん、稼ごうと色々すれば、みんなの興味に迎合した気持ち悪い記事ばかりにして、稼ぐ事はできるだろう。お小遣い程度には。

でも、このブログは僕の、あくまで趣味であり、ボランティアだ。

だから、「名無し」君、君の正しさなんて求めていない。

 

ただ、今後どうだろう。アクセス数が伸びると、そういう人が増えるんだろうなあ、と仕事中に思った。そして、その度に対応しなければならない。心の底から「めんどくさっ」と思った。

それは今ですら、もうめんどくさいのだ。

自分の趣味で、無報酬で、淡々とやっていることに、外野から個々の「正しさ」を求められても、めんどくさいだけなのだ。

だから、閉鎖を決めたのだ。

 

 

もうめんどくさいから。

 

 

http://speakeir.hatenadiary.jp/entry/2017/02/06/202758

 

ここのコメントありがたくも頂戴いたしまして、あらためてブログてめんどくさいなあ、とおもいました。

言いたい事はたくさんあるけど、不毛だし。

 

ひとつだけ。そもそも、チラシの裏でやれって内容だから、僕が悪いんでしょうね。

 

一週間程度でブログは閉鎖します。

ありがとうございました。