日々ぴこぴこ

TESとかFalloutとか、思ったことを淡々と。

Oblivion メインストーリー (2)

評論・深遠の暁 全4巻から深淵の暁の本拠地を発見したクヴァッチの英雄は、単身本拠地に乗り込む。

 

深淵の暁信徒になるには、同様の方法しかなかったため、クヴァッチの英雄は無難に本拠地に潜入することに成功する。

 

f:id:speakeir:20170527220332j:plain

デイゴンの祭壇では、今まさにキャラモン一族のルーマ・キャラモンが信徒に演説を行っているところである。

ここで、クヴァッチの英雄がどのような行動をとったかは諸説あるが、祭壇に集まった信者を一掃したものの、目的とした王者のアミュレット奪還には失敗する。しかし、ザルクセスの神秘の書を手に入れることに成功する。

 

マーティンはザルクセスの神秘の書の解読を進める一方で、クヴァッチの英雄に違う任務を依頼する。ブレイズのグランドマスター・ジョフリーから、ブルーマ周辺より神殿を伺う密偵がいるらしいとの情報があり、その探索を依頼されたのだ。

密偵を一掃したクヴァッチの英雄は、マーティンから違う依頼を受ける。

 

キャラモン一族が王者のアミュレットを持って逃げたのは、彼らの首領・マンカー・キャラモンの創造した「楽園」だということが分かった。そして楽園へのポータルを開くには、いくつか必要な材料があった。

その一つが、デイドラの秘宝であった。

クヴァッチの英雄は、いくつかあるデイドラの秘宝から、その1つを持ち帰ってマーティンに渡す。

戻ってしばらくすると、マーティンはもう1つ、エイドラの血が必要だということを発見する。エイドラの血として得られるのは一人、タイバー・セプティムの遺物しか考えられない。クヴァッチの英雄は、いわくつきのタイバー・セプティムの祠に派遣されることになる。

f:id:speakeir:20170527221922j:plain

f:id:speakeir:20170527221934j:plain

 

さらに、マーティンはアイレイド族の遺物・グレートウェルキンド石の獲得を依頼。クヴァッチの英雄はコロヴィア大森林に隠れた。アイレイドの遺跡・ミスカルカンド遺跡に潜入し、獲得に成功する。

 

楽園へのポータル構築にはもう1つ、最も入手が困難なアイテムがあった。オブリビオンゲートのなかでも最大の、攻城兵器を繰り出す「大いなる門」にあるシジル・ストーン、「偉大なるシジルストーン」だった。

しかし、この大いなる門を開かせるには、マーティン自身が囮になる必要がある。いわば、クヴァッチの再来である。

マーティンは、ブルーマ女伯を説得して、ブルーマ周辺に「第二のクヴァッチ」を再現しなければならなくなった。これは苦渋の選択ではあったが、楽園へのポータルを開くには選択肢がなかった。

f:id:speakeir:20170527222741j:plain

 

ブルーマ防衛には成功し、クヴァッチの英雄は「ブルーマの救世主」と呼ばれるようになる。

シジルストーンを手に入れ、マーティンはついに「楽園」へのポータルを開く。

ブルーマの救世主は、楽園でキャラモン一族と対峙し、これを倒す。

f:id:speakeir:20170527222914j:plain

 

王者のアミュレットは、セプティムの血(つまりドラゴン・ボーン)を受け継ぐ者でなければ身に着けられない。

f:id:speakeir:20170527223042j:plain

マーティンは無事、これを身に着けることができた。

マーティンとブレイズ、ブルーマの救世主は、帝都元老院でオカトーと対面し、皇帝に即位したうえで、ドラゴン・ファイアを再点灯させることになる。

ところが、デイゴンはこれを阻止しようと、直接帝都にオブリビオンゲートを開く。

 

もはや、オブリビオンとのポータルを封鎖することができなくなった、と落胆するマーティンだが、ふと思いつく。王者のアミュレットは定命の者への、神の贈り物。もしかしたら。

 

マーティンはブルーマの救世主に最後、

"I do what I must do. I cannot stay to rebuild Tamriel. That task falls to others. Farewell. You've been a good friend, in the short time that I've known you. But now I must go. The Dragon waits."

と言い残し、アカトシュの化身となる。

 

f:id:speakeir:20170527223418j:plain

f:id:speakeir:20170527223428j:plain

アカトシュの化身となったマーティンは、デイゴンの首を噛みちぎり、圧倒する。

デイゴンは倒され、アカトシュの化身は石像となった。

 

 資料:

Oblivion:Oblivion - The Unofficial Elder Scrolls Pages (UESP)

Oblivion:Brother Martin - The Unofficial Elder Scrolls Pages (UESP)

elderscrolls.wikia.com

 

 

 

Oblivion メインストーリー (1)

後にクヴァッチの英雄、ブルーマの救世主と呼ばれる人物は、なぜそこにいるのか分からないまま、本来囚人を収容してはならない、帝都刑務所の一室にいた。

突如現れたブレイズとユリエル・セプティム七世。その人物は、彼らと同行し、皇帝の暗殺という現場に立ち会うこととなる。

 

ブレイズの導きで帝都地下道を抜け出した人物は、皇帝にしか使えない「王者のアミュレット」をもって、皇帝の遺言通り、まずコロールの近く、ウェイノン修道院を訪れる。ここには、ブレイズのグランドマスターが半ば隠棲していた。

 

 

f:id:speakeir:20170526184537j:plain

彼の指示により、人物はクヴァッチに、皇帝の隠し子・マーティンを探しに出向くことになる。

 

しかし、クヴァッチは火の海と化していた。

 

f:id:speakeir:20170526184659j:plain

クヴァッチ衛兵の指揮官、サヴリアン・マティウスの要請により、この人物はクヴァッチ城門前に開いた「オブリビオン・ゲート」に挑むことになる。

オブリビオンゲートは、本来皇帝だけが灯せる「竜の灯」によって開くことがなかったもので、異世界とムンダスをつなぐポータルだった。これが、突然クヴァッチに開いた。原因は明白だ。セプティムの血を受け継ぎ、オブリビオンゲートを再び封じ込めることができる、マーティンを襲撃するためだった。

 

f:id:speakeir:20170523224812j:plain

その人物はオブリビオンゲートを閉鎖し、さらにクヴァッチ城内を掃討して、クヴァッチの英雄という称号を得ることになる。

 

マーティンと会ったクヴァッチの英雄は、ウェイノン修道院に戻るが、「深淵の暁」教団はこちらにも刺客を向かわせ、王者のアミュレットと修道院の複数の命を奪い去った。

 

一行は、クラウドルーラー神殿という、ブレイズの拠点に身を隠すことにする。

 

f:id:speakeir:20170526185146j:plain

f:id:speakeir:20170526185155j:plain

 

クヴァッチの英雄は、皇帝暗殺の際、皇帝を守り切れなかったとして自分を責めたバウルスとの再会を求められる。彼は単身、帝都で深淵の暁教団について調査しており、クヴァッチの英雄を待ちわびている、という。

 

f:id:speakeir:20170526185256j:plain

 

バウルスとの共同作戦により、深淵の暁に関わる書物を手に入れたクヴァッチの英雄は、いよいよ深淵の暁の本拠地を探索することになる。

OblivionからSkyrim

f:id:speakeir:20170523224609j:plain

 

久々に一日空いたので、Oblivion日本語化を完了させて、遊ぶ。

ところが、扉を開けるたびにCTD。原因がわからん。

いろいろMODを入れ外し、更新したりしていたら、結局治った。

原因は、UI系Modと日本語化Mod導入時の間違い。自分のミスですな。

UI系Modは大きな改変Modになるので、日本語化Modにも大きな影響があることを忘れていた。結局、すべて外してもう一度日本語化していたら、日が暮れた。

 

f:id:speakeir:20170523224812j:plain

 

OblivionCTDについては、OBSEプラグインという形で対策Modが開発されていたらしいけれど、現在は非公開になっている。原因はどうも、フォーラムでの議論だったらしいけれど、よくわからない。

Skyrimの場合、CTD克服のための方法が様々に試みられていたけれど、どこかOblivionって、CTD上等、個々人で克服せぇや、みたいな野性味あふれる対応が多いよね。そういうところもいいけれど。

 

ゲームは進化するけれど、ゲームを巡る環境が進化しているとは思えない。むしろ、ユーザーフレンドリー化するということは、間口が広がるということであり、ModとかCTDとかを巡る議論は、どうしても「どちて坊や」化が蔓延してしまうのではないか。

よく、2ちゃんとかMod公開サイトとかで、「できません!」「エラーを吐きました!」みたいなログがあるけれど、情報があまり公開されていないから対処しようがない、というレスをだれかが入れると、すぐに「玄人ぶりやがって」と逆切れする人がいる。

でも、これは本当のところで、とにかく情報が欲しいんだよね。

原因追及は本来、自分でやるものだし。

 

OblivionCTD対策をいろいろ考えていたら、そう思った。

Oblivion日本語化 その2 実践

まず、購入したパッケージ版のバージョンを確認しておこう。

 

f:id:speakeir:20170517224812j:plain

 

左下に薄く書かれているのばバージョン。よっぽど古いのをつかまされない限り、現在は1.2.0416が最新版で、一般的に流通しているバージョンだ。Oblivionの最新バージョンになる。

 

Oblivion日本語化は、それこそ膨大な有志のチャリティによって成り立ってきた。いまだに改善が進められているが、その主要な場となるのが、

FrontPage - Oblivion 日本語化 Wiki 避難所

Oblivion日本語化Wikiだ。今後もたびたびお世話になる。

f:id:speakeir:20170517225323j:plain

このフロントページの左バーに、必要なリンクが網羅されている。

まず、日本語化パッチを導入しよう。

 

・日本語化パッチの導入

パッケージ版のバージョンを確認したうえで、日本語化パッチページに飛ぶ。

 

f:id:speakeir:20170517223828j:plain

パッケージ版は、基本的にv0.15cが対象となる。

僕がダウンロードしてみたところでわかったけれど、どうもメインはリンク切れみたいなので、ミラーからダウンロードする。

 

f:id:speakeir:20170517225532j:plain

ダウンロードしたファイルは「TES4JaPatch015c.zip」のはずなので、解凍すると上記のようなフォルダが開く。

f:id:speakeir:20170517225618j:plain

赤枠のファイル3つを、Oblivion実行ファイルにそのままコピーペーストする。

パッケージ版の実行ファイルは、

「C:\Program Files (x86)\Bethesda Softworks\Oblivion

にたいてい導入されている。自分で変えない限り。

 

コピペしたら、「TES4_12416_JaPatch_015.EXE」というファイルを実行する。

 

f:id:speakeir:20170517225825j:plain

f:id:speakeir:20170517225833j:plain

このような小さなウインドウが出れば成功だ。

一度この時点でOblivionを立ち上げてみて、問題がなければ導入成功だ。

 

・日本語化Modの導入

日本語化パッチは、日本語化Mod導入のための下準備なので、日本語化するにはModを導入することになる。

日本語化Modは主に2つの系統がある。JPWikiModと、派生Modだ。

大きな違いは、名詞の取り扱いだろう。

たとえば、JPWikiModは多くの名詞を原典、つまり英語表記になっている。というか、TES世界の固有名詞は一切日本語化しないというべきだろう。

派生Modの代表格、しとしん版は、すべて日本語化する。

どういう問題が生じるかというと、Skyrimの公式日本語版に慣れた人にとって、しとしん版などの全日本語化Modの訳がなじまない、という点だろう。

これは、実際導入してみないとわかりにくいのだが、Skyrim式日本語訳もなかなかの出来なので、案外しとしん版のほうがしっくりくるものも多いが、シリーズをプレイする上で訳の違いは、没入度に大きく影響するものなので。

 

一方、派生Modのいいところは、とても丁寧なインストーラーが初心者にはありがたい、ということだろう。しとしん版は大型Modを導入するたびに、何度も再導入する必要があるが、反面、BOSSやUOPの日本語訳版を導入してくれるという優位がある。

 

まずは、JPWikiModを導入してみるのが、個人的にはおすすめだ。

 

f:id:speakeir:20170517231137j:plain

JPWiki版の日本語化は、3つのファイルを導入することになる。本編、つまりゲーム全体の日本語化、書物の日本語化、そしてDLCの日本語化だ。

導入の方法は、わざわざ画像付きで解説する必要がないくらい簡単だが、僕はもともと導入しているObMMで導入するため、OMOD版をダウンロードした。

 

f:id:speakeir:20170517233658j:plain

こんな感じですね。

Oblivion日本語化 その1 予備知識

さて、すっかり日本語化関連ブログとなってまいりましたが、今更ながらOblivion日本語化です。

 

FrontPage - Oblivion 日本語化 Wiki 避難所

詳しくは、Wikiに書かれています。僕も何度となく、お世話になってきたサイト。

 

はじめに

 

なぜOblivion日本語化が必要なのか。PC版で日本語版が入手できないからです。単純な話。

TESシリーズは、日本ではOblivionから火が付きましたが、PC版はTES5:Skyrimから公式日本語版が公開された経緯もあり、Oblivion以前はすべて、日本語化が必要です。

基本的には、以下の手順を踏みます。

 

①公式版に日本語化するためのパッチ(改造プログラム)を当てる。

②Mod形式で日本語化プログラムを導入する。

③Enjoy!

 

これまでは、Steam版でも日本語化できましたが、Steam版はWindows10のアップデートによって日本語化できなくなりました。理由は不明です。もしかしたら、日本語化パッチプログラム自体が、Oblivion実行ファイルを書き換えるからかもしれない。

 

そこで、パッケージ版を今更ながら、購入する人が続出する現状です。

 

パッケージ版の違い

FAQ/PC - Oblivion Wiki JP 避難所

 

f:id:speakeir:20170517224339j:plain

 

このページが一番わかり易い。

Steam版は、全部入りのものが販売されていますが、パッケージ版の場合はありません。悩むくらいなら、一通りそろっている 5th Anniversary Editionが一番無難。僕はUK版を購入しましたが、以後各通り日本語化できましたので、UK版でもUS版でもいいと思います。

 

パッケージ版は基本的に、通販でしか入手できませんから、適当なところでぽちってください。

 

というわけで、次に日本語化手順。

イヴァルステッド雑感

イヴァルステッドについてはいろいろな考察がされているけれど、今更(ゲームが発売されて6年くらい経過している今頃)になって、いろいろ考えてみた。

というのも、闇の一党クエストを丁寧に、慎重に進めているからなんだけれども。

 

多くのドヴァキンは、ハイフロスガーの召喚を受けて訪れる、リフト地方西部の農村・イヴァルステッド。

f:id:speakeir:20170511174140j:plain

 

 

ここには、川を隔てて朽ちた家に住む、ナルフィという男性がいる。

ナルフィは朽ちた家に住みながら、姉・レイダの帰りを待っている。レイダはある日突然、姿を消した。

 

f:id:speakeir:20170511174206j:plain

 

f:id:speakeir:20170511174214j:plain

 

ドヴァキンは逗留先である、イヴァルステッド唯一の宿屋の主・ウィルヘルムから、彼の悲しい話を聞く。

ウィルヘルムによれば、レイダが行方不明になってから暫く経つ、おそらく命を落としているだろう。

f:id:speakeir:20170511174226j:plain

 

ウィルヘルムの話では、レイダは頻繁に川向うまで錬金術素材を探して回っていたという。彼女は錬金術師だったのか、それとも錬金術素材を売り歩いて生計を立てていたのか。

ドヴァキンの捜索は(たいていの場合)驚くほどあっけなく完了する。

f:id:speakeir:20170511174342j:plain

イヴァルステッドから東に川を渡る橋の近くに、レイダは亡くなっていたのだ。

ドヴァキンはレイダのネックレスを回収し、ナルフィに返してあげる。ナルフィは悲しみながら、反面安堵して、ドヴァキンに礼を述べる・・・というくだりだ。

 

さて、その後闇の一党に加わったドヴァキンはなぜか、この哀れなナルフィを殺すよう命じられる。

物乞いのようなナルフィは、なぜ殺されるのか。だれが彼のために、黒き聖餐を行ったのか。あるいは、黒き聖餐を行ったという風聞が流れるほど、だれが彼を恨み、憎しみ殺そうとしたのか。

これまで、いろいろ推考されてきましたな。

 

ナルフィの姉・レイダを探すクエスト名は、日本語の場合だいぶ原語からかけ離れてしまっている。

elderscrolls.wikia.com

The Straw that Broke.これは、おそらく慣用句である、the straw that broke the camel's back、つまり「ラクダの背を折った藁」「最後の一撃」からの取られたものだろう。姉の行方を捜すナルフィに、ドヴァキンはある意味で「最後の一撃」を加える、いわば、姉の生死を明確にしてあげるという意味だと思う。

 

 さて、これまで、いろいろな推考を行ってきた方は、イヴァルステッドから、それこそ歩いてすぐの川底に眠るレイダを、何年も村人が看過してきたことを訝しがる傾向がある。

しかし、誰もが忘れ、しかもムアイクですらネタにするように、スカイリムは内戦中である。中世ヨーロッパの村落がそうだったように、村の内部は自治が保たれ、衛兵も巡視してくれるが、村の境界線を一歩出れば、衛兵は見えていても守ってくれないし、村人も助けてくれない。助ければ二重遭難になるからだ。それが、たとえ現代人の感覚でいう「目と鼻の先」でも。

イヴァルステッドは中でも、スカイリム有数の要衝・リフトの西部村落であり、帝国派の諸ホールドとも接する。川を渡れば境界から外れるとあれば、たとえ目と鼻の先でも、ナルフィの姉を捜索することで自分の身の危険を晒すような人間はいないだろう。

だから、別にこれはおかしなことではないと思う。

 

そこで、DLCの話を思い返してみる。

ドーンガードのクエストラインで、大半のドヴァキンは魂の捕らわれる場所・ソウルケルンにたどり着く。多くの魂の言葉を聞いた人も多いだろうが、その中に「死霊術師相手に、偽物と分かってて売るほど俺は馬鹿じゃない」と発言するキャラクタのことを覚えているだろうか。そう、死霊術師たちは、商人だろうと誰だろうと、裏切り者は軽々しく殺し、魂を捕らえることがあった。商人たちと死霊術師たちの商取引は、まさに命がけだったのだ。

錬金術素材というのは、この時代とても貴重だっただろうし、歴戦のつわもの・ドヴァキンのような者でなければ収集するのは命がけだろう。それだけに、食い物などを上回る価格になる。魔術師たちは、高価な対価を払って、錬金術素材をそろえていた。

レイダが商取引していた相手が、死霊術師などの、比較的悪質な魔術師だったと仮定すればどうだろう。レイダは偽物と思わず、錬金術素材を売り、生計を立てていた。レイダは偽物を売った者として狙われ、錬金術素材を探しているさなか、殺された。魔術師たちにとって、レイダの荷物など価値がないから、そのままにしておいた。

村人も、レイダがそうしたいかがわしい連中相手に商売をしていることを知っていた。だから、殺されたと推定する者が多かった。

 

レイダを殺した魔術師は、彼女の弟が何年たっても、まだ彼女を探していることを知った。いつか、ドヴァキンのような旅人が彼女を捜索することに手助けし、殺されている彼女を探すかもしれない。

そこで、彼(ら)は黒き聖餐を行う。黒き聖餐に必要な素材は、実は錬金術師などには簡単にそろうものばかりなのだ。

 

レイダ・ナルフィを殺したのは、錬金術に近しい、魔術師ではないか。そして、イヴァルステッドの村人たちは、実は大半がそのことに気づいていたのだが、彼らの裏ぐらさ、そしてスカイリム特有の魔術に対する恐怖と蔑視の傾向から、そんな魔術師相手に商売をする、レイダ・ナルフィ家族に関わらないようにしているのではないか。

などと思いながら、今日も闇の一党プレイを丁寧にやっています。